さよならピアノソナタ4 (杉井光)
好きなシリーズが終わってしまうのは悲しい……が、それとともにほっとする
特に話がきれいに、感動的に終わってくれたときは
そういった意味で、この作品には大変満足している
4冊というと少し短めかもしれないけど、個人的にはちょうどいい分量じゃないかと
起承転結というか、よくできたシンフォニーかカルテットのような
無茶して大きく期待を裏切ることもなく、さりとて退屈させることもなく。最後までキャラクター達がみんな魅力的だったし
でもやっぱり真冬もいいけど、先輩が色々おいしすぎるというか……いやストーリー展開としてはおいしくないけど。一歩間違えばメインヒロインを食いつぶしかねない
あとがきにあったチャイコフスキーの弦楽セレナーデ云々ってのは、案外でたらめでもないんじゃなかろうか。クラシック好きなら、ラストシーンを見て終楽章のコーダで主題が回帰するというパターンを思い出す人はいるんじゃないかと思うのだが、どうだろう?
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